3.家探し 戸建VSマンション! |
一度は目にするこの比較タイトルですが、結論は・・・
よく聞くこの比較ですが、年齢・事情により優劣など決められないのでは・・・
始めてマイホームを手にする場合、やはり一戸建てに憧れるでしょうが、子供が成長・独立した場合、一戸建ては広すぎて、管理の楽なマンションに移行する場合もありますから、このVSは成立しないというのが結論です。
俗説でははく・・・
ここでは、優劣ではなく「もしもの事態」が起きた場合について、それぞれ検証します。
@建物について
一戸建ての場合は所有権、マンションの場合は区分所有権と、権利の主体が違う。簡単に言うと、単体と集合体の違い、単体が無くなった場合、保険等で建て直せばなんとかなりますが、集合体が無くなった場合、建直し不可能な場合が多い。
A敷地について
一戸建ての場合は所有権、マンションの場合は敷地権(分離処分できない)これも、集合体の建物が無くなった場合、敷地を持分によって敷地を均等すると、1世帯畳一帖になるかどうかで何の役にも立たず、じゃあ建て直そうって場合は、3分の2以上の同意を要します。実際、何十世帯の金銭的合意が得られるでしょう?
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B売却・処分について
理由は色々あるでしょうが、処分と考えると適正価格であれば、売却は難しくはない筈です。ただ、適正価格というのが何を基準に算出されるかです。 実際、マンションの査定は比較的楽ですが、一戸建ての場合結構色々考えるものです。
Cマンションの査定
マンションは基本的に同じ棟で過去の成約事例があれば、バルコニーの向き等を考慮する程度の簡易査定でも、それほど査定価格に狂いはありません。 たまに事例平均価格を大幅に下げる価格で成約してしまうと、それが事例となるので、売る方は注意が必要。(売り急ぎの場合、安い事例を作ってしまいます。)
また、新築で買ったマンションが、2〜3年で1,000万位平気で値下る事もありますから心の準備も必要です。中古の場合新築の際の値崩れのお陰で経年毎に緩やかに下降します。ただ、このご時勢でも一等地の場合は値上がりする事もあります。
D一戸建ての査定
マンションに比べると適正価格が難しく、一つとして同じ土地はないので、近隣で成約となった事例を探します。建物は20年で評価0円となるが、全然綺麗な場合はそれなりに色を付ける。ただ、これにも基準がない。
売主を考慮した気持ち程度といったところでしょうか。20年未満の場合は主材料、工法による原価償却法にて残存価値を割り出します。土地の価格に関しては、どの成約事例を使用するかで査定価格は雲泥の差となります
査定の際、売り安い事例(安い事例)を比較対象にされがち(早く売るため)ですので、成約事例の全ての一覧を確認する事が賢明です。マンションに比べ土地の分があるので価格に急激な下落はありませんが、間口(接道)が狭い旗竿状の土地は、比較が 読みづらいのも本音です。
E私的意見
個人的な意見を求められたら、「【地べた】を買います!」と答えます。最悪「土地」があったら何とかなるでしょって考え!(地割れが起きたら想定外)です。
実際買ったのは「一戸建て」です。あくまでも個人的意見ですので、ご容赦下さい。
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→『4.家探し 資料請求』
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