今から15年ほど前、住宅金融公庫のゆとりローンってのが好評を博した。
11年目までは低い金利で、給料・所得が上がる?頃にドーンと金利が上がるってヤツ。
現在公庫(国)が推奨・提案してきたこのゆとりローンの犠牲者が増加の一途を辿ってる。
実際、今月の住宅ローンの長期金利が下がったのに対し、フラット35は上昇している。
理由は、支払、返済が滞ってるから!要は破綻者が増加して、機構がアップアップしてるから。
現在の所得に見合った支払いを、維持・確保し「ゆとり」なんてのは設定しないのが住宅ローンのセオリーだと思うが、当時はそんな幻想に皆が安易に飛び付いた。
今週、3日間の現地販売で、子供の住宅購入に付き添った親が、正にこのパターンで、払い続けた我が家を手放している。
何か、暗いな〜って思ってたけど、話を聞くと手放した後損失分の借金は続いているという。
可哀そうだけど、銀行ローンに借り換えをしていない、しなかった人は皆悲鳴をあげている。
一生で一番大事で高額の買い物で、一番重大なミスを犯す。これを国が推奨提案していた。
住宅ローン、税金について知ってる知らないじゃ天国と地獄ほどの差が出る。ブルジョアには関係ない話だけど俺ら庶民にとっちゃ住宅ローン控除はもちろんだけど、定額給付金ってお粗末な制度にも期待する。
今、遅いかもしれないけど、安定収入で、ゆとり返済中なら、銀行担当に相談する事をお勧めします。