不動産の契約ってのは、まず重要事項説明書っていう業法35条とその2の規定って書面で物件の内容を買い主に理解してもらってから契約書の37条書面を交わす。
これが結構面倒臭くて、謄本、公図、地積測量図、建築確認・・・・・関係書類全て見てもらいながら説明する。
時間にして約1時間弱。
ローンまでやると2時間は掛かる。
これを一人でやるから最後の方は声が枯れてくる。
昨日契約した業者、俺と同じ歳位かなぁ、宅建の免許持ってたから、読んで貰ったんだけど、買主の事なんか関係なくただ読んでるだけ。
契約始まったのが夜8時だからか、事例も出さずに走り読みするから買主も、目で追うのがやっと。
色んな奴が居るもんで、今まで、殆ど自分で読んでたから、あんまり人の重説っての聞いた事ないから結構?参考になる。
そいつは、俺が重説の訂正してる5分の間に契約書の読み上げ?て終わってやがった。
コイツ約款(B4にビッシリ約20項目)読んでねぇだろ!って思いながらも、ソッチが良ければコッチはどうでもいい。
約款には違約、解約、賠償、瑕疵担保ってかなり重要な事が並んでんだけどね。
人の良さそうな奇特な買主だから文句一つ言わない。故に手数料の支払いにも快諾してる様子。約款読まねぇ奴ってのも奇特だけど。
時間にして35分(即行終了)、手付けの百万円カバンに入れてとっとと帰って貰い店閉めた。
まぁ癌だった売れ残りの一つだったし社長にケツ叩かれてたから、業者付けでも何でもイイかってのが本音。