以前契約したお客さん。
充当資金の国債の解約期限が来てないからって現金化出来なくて、その分借用書切って引き渡し。普通は有り得ないんだけど、こっちが売主で、現金決済、通帳確認も出きたから有りになった。
期限の到来で、銀行の国債担当にも手続きの確認と承諾を得て、金曜日にお客さんの従前の地まで電車で二人して１時間かけて行ってきた。
途中解約の場合、通帳作成支店まで行かなきゃならない！
猛暑ん中やっと着いて、お客さんの住所変更、解約依頼書、払出・振込み依頼書を提出。
「では、振込みは４営業日後になります」
PremiumCounterって偉そうに名打った担当のおねえちゃんが言う。
「はっ？ 電話で今日振込み出来るって確認したよね！」
「少々お待ち下さいッ」
察したのか課長ってのが出て来て暫く押し問答。
こっちは月末１日前の現金化ってのは基本で、支払い等々の充当金として末日前日迄に入金しなきゃならない。
「こっちの振込みがあるって知ってたのに４営業日って１番大事な事、なんで今言うの？
わかってたらもっと早く来たたでしょ！上の人に掛け合ってよ！」ってまた後ろに消えた。
国債ってのは窓口が銀行なだけで、一課長でどうなるものでもないってのはこっちも百も承知。
暫くして再び課長登場。
「なんとか３日で処理して30日に振込み出来ます」
今日だって言ってんのに埒があかない。
しょうがないから、本部に確認し、月末前日朝一振込みで泣いて貰った。
こういうのってホントに怖い！知識がなけりゃ振込みまでに４日も掛かるなんて知る由もない。
ましてや確認を怠った訳でもないし、一歩間違えりゃ不渡りってことにも・・・
駆け出しの頃、お客さんの都合で決済が一日ズレて、鬼のように怒られた記憶がある。
お客さんの前だから少々ゴネるの押さえたけど、社保庁じゃないんだから、人の金預かって商売してるって意識、もうちょっと持ってくんないと！
レアな取引だったけどいい勉強になったョ！(-.-;)
