たまに現れる家を現金で買うってお客さん!
俺も駆け出しの頃、ちょっとくたびれたオヤジが専任で預かってる七千万の中古現金で買うって与太話に一ヶ月付き合わされた事がある。
決まってどっかの国との取引で何ヶ月後に億が振り込まれるとか、国債の解約、はたまた親の遺産とか、揚句の果ては政府機密機関の埋蔵金なんてのも・・・どれもよく出来た話で営業マンを翻弄してくれる。
これを営業マンが裏付けなしに契約しちゃうと、何時まで経っても残金どころか手付金も振り込まれないってオチになる。
やはり現金購入の場合、通帳確認は欠かせないし、出来れば通帳預かるとかね。確認出来なきゃ契約はおろか、申し込みも交わさない方がいい!
事実、通帳に購入資金が入ってなくて決済になった話なんか聞いたことない。
まだこういう人に遭遇したことのない営業マンは、喉から手が出る程欲しい契約に、虚言癖のお客さんを信じちゃう。気持ちは分かるけどね・・・
でも会社からしたら何千万の決済に穴空いたってなったら、月の支払いとかシャレになんないし下手したら飛んじゃうからね。
同士の皆さんくれぐれも通帳確認は忘れずに!